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第3回 四国の札幌、石鎚山成就(じょうじゅ)地区 [English below]

Updated: Feb 19

[English below]

霊峰石鎚山7合目、石鎚神社中宮成就社が鎮座する成就地区は標高1450メートル。四国の札幌とも呼ばれ、北海道の札幌に雪が降ったら成就地区にも降る…かつては、実際にそうだったと記憶しています。冬ともなれば、積雪1メートルを越えることもありましたが、近年は降雪量も確実に減り、その境内は2月に入っても17日に35センチの降雪を観るまでは、軒下に屋根から落ちた雪が僅かに残るのみ。茶色の地面が「ホラッ、どうよ!」とばかりしっかり顔を出していました。数十年前には信じられない2月の光景です。

では、今年は暖かいか?というとそうでも無く、年末、年始には氷点下11度の日があり1月の中旬までに最低気温が氷点下16度を記録した日もありました。これはかなり久し振りの最低気温。近年ですと、下がっても氷点下5度前後が真冬の平均かと思います。因みに、氷点下5度を越えるとシャボン玉だって凍ります。割れる前後が特に綺麗。玉の中が次第に白くなって行って…フワッと割れた瞬間、綿菓子の糸の様になってそのかけらが宙を舞います。

冬の凛とした青空、ブナの木に煌めく樹氷、ダイヤモンドダストや雪に残されたウサギやテンの足跡…。そんな大自然の冬の時空間に心身を置くと、緑深い多種多様な命が遊ぶ夏よりも逆に色々に「命」を覚えます。観るもの、感じるものがシンプルなため?でしょうか。樹氷を通して青空を見上げ深呼吸をしてみます…。凛とした清々しい冷気が身体に入ってきます。「生きている!」、自分の命をダイレクトに思う刹那です。

さて、文中にある文様画像は、成就地区のとある屋内のガラスに張った「氷紋」です。屋外が氷点下5度以下になり、暖房の効いていない部屋や廊下の室内側の表面温度が氷点下になったガラス窓に室内の水分が氷結して生まれます。一つとして同じ形はなく、正に冬の自然の芸術作品。どうしてこんなに麗しい模様を描けるのか…。偶然ではなく沢山のご縁であるがままに生まれたその作品たちは、私たちに感嘆のため息をつかせます…。

※リレーエッセイ、次回はプロバレエダンサー・久寿奏恵(くすかなえ)さんの登場です♪

「あ(明)ける。」では、素晴らしい表現力で、アマテラスが麗しく凛とした太陽神たる天照大神へと成長していく様を演じきりました。

久寿奏恵さんの投稿日は2月22日の予定です。奏恵さーん!よろしくお願いします(^^)/

↑野ウサギの足跡♪ここで問題!…彼か彼女は?この画面で、上に向かって飛んだのか?それとも下に向かって跳ねたのか?


正解は・・・上に向かってです。上部に横に並ぶのが後ろ足、その手前に縦に並ぶのが前足。ほら…ウサギは跳び箱を跳ぶように跳ねるでしょ(^_-)

(以上投稿:リチャードこと曽我部英司/そがべひでし 令和3年2月18日)


Message of the Week

A clear blue sky on a beautifully tranquil winter day, the bright white color of rime ice on beech trees, diamond dust and footprints of animals like hares or martens... Surrounded by the quiet beauty of nature in winter, I feel all living things very close to me. I feel even more deeply connected to nature than I do in the midst of summer when most creatures become more active under the green trees. I always wonder why I feel like this, but maybe it's because the snow turns everything white and makes it easier for me to see, touch and feel the nature. Look up to the blue sky through the branches coated with rime ice, and take a deep breath, then your lungs will be filled with crisp cool air. I am sure this is the moment when we feel most alive! Well, take a closer look at each picture of ice crystals: there are no two ice crystals alike. They are indeed artworks created by nature. Actually, to have two ice crystals with the same history of development is virtually impossible: their unique structures are formed not by coincidence, but they are meant to be. I can't help admiring the blessings of nature.

-- Hideshi Sogabe, a.k.a Richard (18, February 2021)

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